暗号通貨投資

【考察!】米ドルが基軸通貨ではなくなるとどうなる?自分自身で選択する。

2023年11月22日

サンタナです。

昨今、BRICSの拡大の動きが加速しています。

そのBRICSの動きは、米ドルを基軸通貨から外そうとする動きと考えられています。

では、米ドルが基軸通貨ではなくなった場合、世界はどのように動いていくのかを考察していきたいと思います。

わたしはビットコインを保有しており、その立場から記事を執筆しています。

下記がわたしの経歴です。

  • 国内株式・貴金属投資歴13年
  • 語学留学歴あり
  • 暗号資産投資に没頭中

中国人民元

中国は世界2位の経済大国で、世界経済に大きな影響を持っています。

その中国は、BRICS(ブラジル(Brazil)、ロシア(Russia)、インド(India)、中国(China)、南アフリカ(South Africa)の5カ国の英語の頭文字を並べた新興国を代表する枠組み)の中心として、世界経済の覇権を握ろうとしています。

BRICSの台頭

BRICS は、加盟国を拡大しており、BRICS の GDP や人口はより大きくなっています。

中国を中心とした BRICS ですが、現在ではインドやブラジルの経済成長も著しく、まだまだ成長の余白を残している状態です。

では、実際に米ドルが基軸通貨ではなくなって、BRICSを中心とした国々が基軸通貨を中国人民元として利用を始めた場合、アメリカを中心としたいわゆる西側諸国はすんなりと中国人民元の利用を認めて、中国を中心とした世界経済を認めるでしょうか?

米ドルを継続

そのまま米ドルを基軸通貨として継続することも考えられます。

しかし、多くの西側諸国は、BRICS などの新興国からの輸入に依存しており、基軸通貨としての米ドルの継続を困難にしていきます。

ビットコイン

そこで考えられるのは、ビットコインです。

ビットコインは、中央集権が存在しないブロックチェーンで利用されています。(中央集権取引所を除く)

そのため、中央集権的な政府の信頼がなくなった場合、自然と非中央集権的なブロックチェーンのビットコインの流れが生まれてくることが考えられます。

また、基軸通貨を失ったアメリカをはじめ、西側諸国はビットコインを利用することによって貿易などの精算をすることができる可能性が出てきます。

すでに、ブロックチェーンは多様化されており、ビットコイン以外にもイーサリアムをはじめとする、様々な利用方法が確立されているからです。

まだビットコインが基軸通貨になれない

ビットコインが基軸通貨となるためには、いくつかの条件を満たす必要があります。

安定性

基軸通貨は、世界中の貿易や金融取引の基盤となる通貨であるため、安定性が求められます。

しかし、ビットコインは価格変動が激しく、安定性という点においては、まだ課題があります。

流動性

基軸通貨は、世界中の市場で大量に取引される必要があります。

しかし、ビットコインは流動性が十分に確保されていないため、基軸通貨としての役割を果たすことは難しいと考えられます。

信頼性

基軸通貨は、世界中の人々から信頼される必要があります。

しかし、ビットコインは、その匿名性やエネルギー消費量などの問題から、まだ信頼性の面で課題があります。

まとめ

今回は、米ドルが基軸通貨を失った場合について考察していきました。

  • 中国人民元
  • 米ドル継続
  • ビットコイン(暗号通貨)

どのような未来が待っているのかはわかりませんが、しっかり自分自身で選択して、準備を整える必要があるのかもしれません。

では。

-暗号通貨投資
-