セキュリティ

【セキュリティ】巧妙な詐欺!『ソーシャルエンジニアリング』とは?

2023年5月11日

こんにちわ、サンタナです。

今回は、暗号通貨市場で最も多い詐欺『ソーシャルエンジニアリング』についてです。

わたしたちは、詐欺の種類や方法を知ることで、警戒心を持ち、詐欺の被害を未然に防ぐことができます。

しっかり知識をつけて、自分の資産を守ることが、暗号通貨投資を続けていくためにとても重要です。

下記が経歴です。

  • 国内株式・貴金属投資歴13年
  • 語学留学歴あり
  • 暗号資産投資に没頭中

【セキュリティ】巧妙な詐欺!『ソーシャルエンジニアリング』とは?

ソーシャルエンジニアリングとは、人々の心理や行動を操る技術や手法を利用して、情報や資産を不正に入手する詐欺的な活動を指します。

暗号通貨市場においても、ソーシャルエンジニアリングは一般的な詐欺手法の1つです。

以下に、暗号通貨市場におけるソーシャルエンジニアリングの一般的な手法と対策について説明します。

しっかりと勉強していきましょう。

フィッシング(Phishing)

攻撃者は、正規の取引所やウォレットサービスの偽のウェブサイトや電子メールを作成し、ユーザーの個人情報やログイン情報を盗む試みを行います。

盗んだ個人情報やログイン情報を利用して、取引所やウォレットにログインし、資産を移動させます。

対策としては、正規のウェブサイトやサービスにアクセスする際にはURLを必ず確認すること。

必ず二要素認証を使用することが重要です。

ソーシャルエンジニアリングの電話詐欺

攻撃者は電話を通じて身分情報やパスワードを騙し取る詐欺を行います。

取引所やサービスの代表者と偽り、緊急の問題が発生したと言い、個人情報を詐取することがあります。

また、電話口で複数の人間が、役割を変えながら詐欺をはたらいてくるので、見破るのがより困難になります。

対策としては、個人情報を提供する前に、十分に相手を確認することが重要です。

ソーシャルメディアの悪用

攻撃者は、ソーシャルメディア上で偽のプロファイルを作成し、投資アドバイスやプライベートキーの共有を求めることでユーザーを騙すことがあります。

ダイレクトメッセージを利用して、ユーザーとの信頼関係築き、巧みに個人情報の開示や詐欺リンクへ誘導します。

対策としては、信頼できる情報源や個人とのみ接触すること、ソーシャルメディア上での個人情報の公開を最小限に抑えることが重要です。

インサイダー攻撃

攻撃者は、内部情報を入手し、その情報を元に他の投資家を操作することで利益を得ることを試みます。

関わりの少ない友人の紹介など、比較的近いところからも詐欺を仕掛けてきます。

対策としては、信頼できる情報源や公式発表を確認することが重要です。

対策

セキュリティリスクに対する教育と意識向上

ユーザーは、定期的なセキュリティトレーニングを受けることで、ソーシャルエンジニアリングの手法や攻撃の兆候を学ぶことが重要です。

被害に遭った人の発信をチェックすることで、被害に遭うまでの経緯が分かり、自分への被害を防ぐことができます。

また、メールやリンクを開く前に慎重に検討し、疑わしい情報源やリンクにはアクセスしないように常に心がけましょう。

常に警戒心を持ち、個人情報やアカウント情報を不用意に共有しないようにしましょう。

二要素認証(2FA)の使用

取引所やウォレットサービスでは、二要素認証を必ず有効にしましょう。

これにより、ログイン時に追加の認証ステップが必要となり、不正なアクセスを防ぐことができます。

ソフトウェアのアップデートとセキュリティ対策

取引所やウォレットサービスが提供する最新のセキュリティパッチやアップデートを適用することが重要です。

使用しているアプリもチェックしましょう。

これにより、既知の脆弱性やセキュリティリスクから保護されます。

多要素認証(MFA)を利用したアカウント保護

取引所やウォレットサービスが提供する多要素認証オプションを使用することで、アカウントのセキュリティを強化することができます。

通常、MFAはパスワードに加えて、SMSでの認証コードやハードウェアキーなどの追加情報を要求します。

専用のハードウェアウォレットの使用

暗号通貨の保管には、専用のハードウェアウォレットを使用することを検討してください。

これはオフラインで保管され、より高いセキュリティレベルを提供します。

取引所やサービスの信頼性とセキュリティ対策の確認

取引所やウォレットサービスを利用する前に、そのプラットフォームの信頼性やセキュリティ対策について調査しましょう。

公式のウェブサイトやフォーラムで他のユーザーの意見やレビューを確認し、信頼できるプラットフォームを選ぶことが重要です。

また、取引所やサービスがどのようなセキュリティ対策を実施しているかを調査し、2段階認証や資金の保護策などを提供しているか確認しましょう。

資金の分散管理

ソーシャルエンジニアリング攻撃からのリスクを最小限に抑えるために、暗号通貨の資金を分散管理することはとても大切です。

一つのウォレットや取引所に全ての資金を保持せず、複数のウォレットに分散させることで、全ての資産を盗まれるリスクを分散させることができます。

定期的なアカウント監視

取引所やウォレットサービスのアクティビティを定期的に監視し、不正なアクセスや怪しい取引が行われていないかを確認しましょう。

異常なアクティビティが検出された場合は、直ちにサービスプロバイダーやサポートチームに連絡しましょう。

まとめ

今回は、暗号通貨市場におけるソーシャルエンジニアリングへの対策の一部を紹介しました。

ソーシャルエンジニアリング詐欺

  • フィッシング(Phishing)
  • ソーシャルエンジニアリングの電話詐欺
  • ソーシャルメディアの悪用
  • インサイダー攻撃

対策

  • セキュリティリスクに対する教育と意識向上
  • 多要素認証(2FA)の使用
  • ソフトウェアのアップデートとセキュリティ対策
  • 多要素認証(MFA)を利用したアカウント保護
  • 専用ハードウェアウォレットの使用
  • 取引所やサービスの信頼性とセキュリティ対策の確認
  • 資金の分散管理
  • 定期的なアカウントの監視

しかし、年々詐欺の種類や方法は進化しています。

わたしたちは、個人のセキュリティ意識の向上と常に最新の情報にアクセスすることが重要です。

また、詐欺だけでなく、セキュリティ対策は常に進化しているため、最新のセキュリティトレンドや脅威についても常に学習しておくことが重要です。

では、また。

-セキュリティ
-